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管理者の為の障害訓練

管理者の為の障害訓練

目的

システム管理する上で、障害が発生した際にどのように対処を取るかを事前に習得しておく為
ISMSでは、教育、訓練を行うことが望ましい。
 

方法

資産一覧から、順番を決めた上必要性の高いものから訓練する
 

訓練の順番決定案

自分の環境にあう、以下の指標を数個選びを掛け算し、数値の高いものから訓練を実施する。
また、この際に緊急連絡網の再チェックを行うと良い。

 資産の重要度
 復旧時間
 復旧許容時間
 顧客への影響度
 復旧許容時間−復旧予測時間

訓練について

 最低2名で訓練を行う。
 方法は2通りある(もっとあるかも)
 ・実地訓練
 ・机上訓練

実地訓練

 実際にハードウェアで復旧作業を実施する。
 検証機等をつかって、リストアの実施やルーターの置き換えを行う。
 手順の見直し、復旧時間の測定に使う
 実際の作業に近いので、学習・訓練効果は高い

机上訓練

 実際のハードを使っても良いが、机上での復旧作業を実施する。
 実際に訓練ができない重要なハードの訓練で利用する。
 例えば、ルータの故障を想定し障害個所の特定までも訓練する
 出題者と、復旧者に分かれて作業を行うと良い

 復旧者は、「ping Aルーター」と聞き
 出題者は、「Distnation Unreachable」と返す
 この繰り返しで、障害切り分け、障害個所特定、復旧作業を行う。

 なお、ベンダーを呼ぶ、部内調整等時間がかかるものも時間を
 想定して管理する。

訓練結果

 訓練した後、反省点や文書の修正を行う。
 復旧時間、手順などの側面で、見直すのも良い。
 結果によっては、ハード増強や、置き換え等が必要になるかもしれない。
 報告書という形で、残すとBetter.

書いた人

 まっちゃだいふく


最終更新時間:2005年06月24日 02時00分52秒