ライセンス管理
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ライセンスの種類
ライセンスには大きく分けて以下の三つがあります。
パッケージ
店頭で販売されています。シュリンク ラッピングされ、きれいな箱に入っているものです。金額は一番高い、かもしれません。ただし契約内容は一番スタンダード。
OEM
店頭のプリインストール モデルは全部これです。同じようなのがサーバーにもあります。HP Direct Plus などでサーバーを購入する際、OS を含めるか含めないかの選択が出てきます。あれがまさにそう。
OEM は特殊で、電話やメールでの問い合わせなど、一部の無償サポートはマイクロソフトから提供されません。ハードウェア製造元にお問い合わせください。
Volume License
届くのは証書のみです。Softbank などから購入します。CD は付属しておりませんので、ライセンスとあわせて購入する必要があります。
ライセンス版にはさらに「ユーザー層」および「使用体系」にあわせて細かい種類があります。そして契約内容も微妙に異なるのです。このライセンスなら OK だけど他はダメ、とかそういう特例が多いのが特徴。
以下、そのライセンスの種類について紹介します。
ユーザー層毎のライセンスの種類
小規模一般企業向け
Open License
Open Value
中〜大規模一般企業向け
Enterprise Agreement
Enterprise Subscription Agreement
Select
教育機関向け
School Agreement
Academic Open License
官公庁向け
Government Open License
プロバイダ向け
Services Provider License Agreement
使用体系毎のライセンスの種類
License
ベースとなるライセンス。コレを購入することで、そのバージョンの OS を使用できるようになるわけです。使われ方はパッケージとほぼニアリーイコール。
ソフトウェア アシュアランス (SA)
SA はマイクロソフトに 1 〜 3 年おきに License の 3 〜 4 分の 1 程度の金額を支払うことで、常に最新のソフトウェアを使用することが出来る権利を得るプログラム。
SA を購入するためには、何らかの方法でソフトウェアの使用許諾を得たうえで、90 日以内に SA 移行のための手続きを踏む必要があります。
最近 OS の提供頻度が遅いので、マイクロソフトは苦肉の策として、いくつかのプログラムを追加コンポーネントとして提供し、OS の名称を変えるという方針をとっています。Windows Server 2003 に対する Windows Server 2003 R2 なんかがそう。この二つはライセンス ベースだと別製品ですので、SA を持っていないとアップデートできないわけです。こういった製品を OS 提供から 2 年程度後に提供することで、SA の価値を増そうという魂胆。あまり感心できません。
あと、Windows Vista Enterprise は SA でのみ提供されるらしいです。パッケージ、OEM 共になし。こちらは前述の方法に比べるとはるかにスマートですね。ただ、Windows Enterprise 製品が SA のみ提供と言うことになると、将来 Windows Server Enterprise (今の Windows Server 2003, Enterprise Edition とか) も SA のみになるんでしょうかね。今のバージョンはパッケージもあるのに、アップデート版は出ないんでしょうか。Longhorn Server 時代はなかなか辛そうですねぇ。
http://www.microsoft.com/japan/licensing/sa/default.mspx このあたりから引用中。
==== 以下整理中
Microsoft Licence Program
ここでは VL の紹介とか、SA とかのお話とか、できればいいなぁ。
あとはランクの違いとか。
http://www.microsoft.com/japan/windowsserver2003/howtobuy/licensing/default.mspx
http://www.microsoft.com/japan/windows2000/server/howtobuy/choosing/default.asp
http://direct.ips.co.jp/pc/ihtml/vs2003/license/
とりあえず memo。
最終更新時間:2006年08月18日 01時55分31秒