!!!Windows Server 2003について ちょっと環境構築してみることにしました♪ !!!インストールするに当たって♪ ちょっとした理由からWindows Server 2003のインストールをする事になりました。 という事で・・・Windows Server 2003をインストールしてみましょう♪ !!!環境 [Windows Server 2003 Ready な AT 互換機|http://www.microsoft.com/japan/windowsserver2003/evaluation/sysreqs/default.mspx] !!!構築手順 !!事前準備 マルチブートにするので無ければ、HDD の中身を空っぽにしましょう。 もちろん、マルチブートにするのであれば、Boot Drive と System Drive の構成について十分検討した上、以下のインストール手順を実践してください。 !!CUI セットアップ !CD-ROM から起動しよう 次に、Windows Server 2003のセットアップ CD を CD-ROM ドライブに挿入し、CD-ROM ドライブから Boot させます。すると下記のような画面が表示されます。 {{ref_image w2k3std.01.png}} この画面が表示されないときは、お使いのコンピュータの BIOS 設定画面を開いてください。そして、コンピュータの起動ディスクの選択順序に CD-ROM を組み込んでください。 HDD に起動用のデータが保存されていなければこの方法で起動しますが、もし HDD に何らかの起動用の情報が記録されているのであれば、HDD よりも CD-ROM の起動を優先させてください。起動用の FD を作成し、FDD からブートさせる方法もありますが、今回は説明しません。(今後はそういったシステムも無くなっていくと思いますし・・・) しばらくすると下のような画面に切り替わります。 画面の下のほうに "Press F6 if you need to install a third party SCSI or RAID driver..." と表示されています。直訳すると「もしサード パーティ製の SCSI か RAID ドライバを組み込むのであれば、F6 キーを押してください」となります。 もし、インストール先の HDD が SCSI や RAID カード (例えば Adaptech の SCSI カードや、hp・IBM といったブランド系メーカーが販売している RAID カードなど) で接続されているのであれば、F6 キーを押してドライバをインストールする必要があります。 今回セットアップを行うマシンは、一般的な IDE 接続の HDD を使用していますので、特にドライバは組み込みません。なので、このメッセージは無視します。(何もキーを押さなければ、次の画面に自動的に進みます) {{ref_image w2k3std.02.png}} 順番に設定が読み込まれてゆきます {{ref_image w2k3std.03.png}} さらに、この画面が表示されます。 {{ref_image w2k3std.04.png}} !セットアップの開始! 「Windows Server 2003, Standard Editionセットアップ」という画面が表示されました。 セットアップを行うのか、過去にインストールされていた Windows を修復するのか、それともこのまま終了するのかをたずねています。 Windows のセットアップを行いたいので、当然「Enter」を選びます。 {{ref_image w2k3std.05.png}} !(注意) ここで「F3」を選ぶと以下の画面が表示されます。 通常は、セットアップを続けるので「Enter」を選択しますが、何かの理由でセットアップを終了したい場合は、「F3」を選択します。 {{ref_image w2k3std.05-b06.png}} 次にここで、使用許諾契約書を読みましょう。 同意する場合は、同意できるようであれば「F8」を選び、セットアップを続行してください。 同意しない場合は、先には進めないので・・・同意するしか・・。 {{ref_image w2k3std.06.png}} 次にキーボードを選択します。 通常は、ひらがなが刻印されているキーボードは、恐らくほとんど全てが 106 日本語キーボードだと思います。キーボードを確認し、106 日本語キーボードで問題なければ「半角/全角」を選びましょう。キーボードの左上隅にあります。よく探してみてください。 {{ref_image w2k3std.07.png}} キーボードを選択した後、再度選択が正しいかを聞かれるので、問題なければ「Y」を選択して次へ進みましょう。 {{ref_image w2k3std.08.png}} !(注意) 101キーボードを選択したりすると以下のようになります。 {{ref_image w2k3std.05-b07.png}} 次にハードディスクの領域を確保します。 未使用の領域が表示されます。システムをインストールする為に領域を確保します。 未使用の領域を選択して「C」を押して領域を確保しましょう。 {{ref_image w2k3std.09.png}} !(注意) この時、以前に使われていた領域や削除したい領域がある場合は、「D」を選択し次へ進むと以下のような画面が表示されます。 削除する場合は、「L」を選択します。また、元のセットアップ画面に戻る場合は、「Esc」を選択します。 {{ref_image w2k3std.11b-12.png}} さて、システムをインストールする為のパーティションを作成します。 ここで、ディスク容量をどのように使うかを決め、パーティションの確保をします。 とりあえず、今回は全容量を1つのパーティションとして確保します。 {{ref_image w2k3std.10.png}} C: 新規 (未フォーマット)」と表示された領域と、未使用の領域が 8 MB ほど残っています。この 8 MB の領域は HDD のフォーマットをダイナミック ディスクへ変換するために必要な領域で、セットアップ プログラムが勝手に確保してしまいます。とりあえず気にせず、次に進みましょう。 今回はこの C: 領域に OS をセットアップしますので、この領域にカーソルを合わせたまま、「Enter」を選びます。 {{ref_image w2k3std.11.png}} 次にフォーマットするファイルシステムの種類を選択します。 今回は、Windows 2000,XP以降のOSのみを想定して、NTFSを選択して「Enter」を押し次へと進みます。 {{ref_image w2k3std.12---09b-10.png}} 先ほど作成したパーティションのフォーマットをおこないます。 時間がかかる場合も、すぐに終わる場合もありますので、気長に待ちましょう。 {{ref_image w2k3std.13.png}} さて、ファイルのコピーがはじまります。 {{ref_image w2k3std.14.png}} コピーが始まります。 気長に終わるまで待ちましょう。 {{ref_image w2k3std.15.png}} よく Driver.cab のコピー中にハングアップすることがあります。これは、CD-ROM ドライブが不良だったり、自分で Service Pack を適応したメディアからインストールしようとしたりした場合によく発生します。メディアを再確認してください。 {{ref_image w2k3std.16.png}} 15 秒の猶予を持って再起動が自動的にかかります。 {{ref_image w2k3std.17.png}} !!!GUIセットアップ 再起動後はWindows 起動画面が表示されます。 {{ref_image w2k3std.18.png}} GUI セットアップの準備がはじまります。 支度が終わるまで、気長に待ちましょう。 {{ref_image w2k3std.19.png}} さて、いよいよインストールがはじまります♪ {{ref_image w2k3std.20.png}} さくさくと進んでゆきます。 左下の方に一応、インストール終了までの時間のめどが表示されます。 {{ref_image w2k3std.21.png}} 地域の設定を行う画面が表示されます。ここでは特にカスタマイズする必要がありませんし、後ほど設定変更が可能ですので、「次へ」を選びます。 通貨表示などのカスタマイズをあらかじめ行いたい場合は、ここで設定変更をしましょう。 {{ref_image w2k3std.22.png}} ソフトウェアの個人用設定画面になりますので、名前、組織名を入力しましょう。 何でもいいのですが (現にスクリーン ショットはめちゃくちゃ適当です)、今後ソフトウェアをインストールするときは常に付きまといますので、できるだけ組織名は正しく入力しておきましょう。 {{ref_image w2k3std.23.png}} プロダクトキを入力しましょう。 間違えないように、落ちついて入力しましょう。 {{ref_image w2k3std.24.png}} ライセンス モードの選択画面が表示されますので、どちらかを選択しましょう。デフォルトは同時使用ユーザー数が 5 ライセンスとなっております。 必要に応じて選択し次へと進んでください。 {{ref_image w2k3std.25.png}} コンピュータ名と Administrator アカウントのパスワードを入力します。 ここでは、コンピュータ名に AQUARIUS、パスワードは適当なものを入力しています。 コンピュータ名は NetBIOS 名の制限を考慮し、15 文字以内にしましょう。また、DNS の制限を考慮して変な記号を入れるべきではありません。a〜z、0〜9、- (ハイフン) 以外は一般の DNS には対応していません。できれば - (ハイフン) も使わないほうが良いでしょう。名前の 1 バイト目に数字をもってくることも好ましくありません。ご注意ください。 {{ref_image w2k3std.26.png}} !(注意) Windows Server 2003からは、パスワードがある程度の条件を満たした、セキュリティ的に強固な物を設定するように、簡易なパスワードを設定した場合は、警告メッセージが表示されます。 問題ない場合は、そのまま進んでもかまいませんが、この際なので忘れないレベルで、それなりにパスワードを設定するようにできれば・・・と思います。 {{ref_image w2k3std.26b-27.png}} !セットアップの続き タイム ゾーンの設定をします。BIOS の設定が間違っていなければ、おおよそ正しい設定になるでしょう。値を確認し、必要なら変更をしてから「次へ」をクリックします。 {{ref_image w2k3std.27.png}} さて、インストールが進んでゆきます。 {{ref_image w2k3std.28.png}} 次にネットワークの設定をおこないましょう。 デフォルトは標準設定ですが、このままでは DHCP が有効になってしまいます。ここはカスタム設定を選び、IP アドレスなどを正しく設定しましょう {{ref_image w2k3std.29.png}} ネットワーク コンポーネントの画面になりますので、インターネット プロトコル (TCP/IP) を選択し、「プロパティ」ボタンをクリックします。 {{ref_image w2k3std.29b-30.png}} ワークグループ名を決めます。ドメインはまだ無いでしょうから、当然「このコンピュータを次のドメインのメンバにする」の選択肢はありません。ワークグループ名を適当に変更して、「次へ」をクリックしてください。 ここでは、このサーバーに新しいドメインを構築する予定なので、そのままにしてあります。だって、名前を変えてもどうせまた設定することになりますから。 (注意)ただし、すでに他のドメインが存在し、そこに追加したい場合はドメインを指定しますが、あとでも追加可能です。 {{ref_image w2k3std.30.png}} インストールに必要なファイルをコピーしています。 しばらくかかるので、お茶でも飲んで待ちましょう。 {{ref_image w2k3std.32.png}} インストールを完了するために、コンピュータが作業しているので。 またしばらく待ちます。 {{ref_image w2k3std.33.png}} さて、今度は項目の設定などをおこなっています。 もうしばらく待ちましょう。 {{ref_image w2k3std.34.png}} インストールの最終処理をしているので。 もうちょっと待ってみましょう。 {{ref_image w2k3std.35.png}} ここまでで、セットアップは終了です。 {{ref_image w2k3std.36.png}} !!!書いた人 たーきょん@自宅